【雑記】帆と風と生命
私は、生命とは帆のようなものだと考えます。
以下にその理由を説明します。
まず、帆があります。
風はありません。
風がないので、帆は張ることなく、萎れています。
次に、風が吹いてきました。
帆は風を受けて、大きく張ります。
次第に、風が強くなります。
ここで、折れないように、帆の形が変わったり、穴が空いたりします。これは、余分な風の力を逃がすためです。
このように、風が強ければ、その力を逃がすために、帆の形態が変化します。一方で、風が弱くなれば、穴が減ったりして、より風の力を受けやすい形態に変化します。
私は、この帆の形態変化が生物の進化のメタファーになると考えます。風は自然淘汰圧です。
もちろん、これは簡略化したものです。
現実には、風の強さだけでなく、方向も考慮しなくてはなりません。さらに、気体の種類や温度、また雨などの天候にメタフォリカルに対応するものも考慮する必要があります。
最後に、私は考えます。
帆が風を十分に受けきれず、萎れてしまった場合、それは絶滅や死を意味する。では、逆に風が強すぎて、帆が折れてしまった場合、この両者の違いは何か。
帆はどのように存在するようになったのか。